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ご挨拶

 

毎日新聞社代表取締役社長

大会名誉顧問  小池唯夫

 

本日、各地区の予選を勝ち抜かれた少年・少女の剣士の皆さんと、ご父兄を迎え、第32回全日本少年剣道錬成大会並びに第22回全日本選抜少年剣道個人錬成大会が開催されるにあたり、ひとことご挨拶申し上げます。

毎日新聞社は創刊当初からスポーツの振興には積極的に取り組んでまいりました。春の「選抜高等学校野球大会」をはじめ「全日本高校ラグビー大会」、「琵琶湖毎日マラソン」、「全国高校駅伝大会」などこれまでに数多く主催してきました。これらの事業からは後に日本を代表する選手が数多く生まれました。

日本の伝統武道として育まれてきた剣道の主催事業にも力をそそいでまいりました。昭和28年に始まった「全日本学生剣道選手権大会」は今年で45回を、また昭和37年からの「全日本女子剣道選手権」は36回を数え、それぞれ長い歴史を刻み、後年多くの指導者を輩出してきました。

毎日新聞社は一咋年までの10年間、創刊115周年記念事業として少年・少女剣士の精神鍛錬と交流の場を全日本剣道道場連盟と共催で「ジュニア剣道大会」を関東、中部、九州の各地区で開催してきましたが、その精神を継ぐ形で昨年より「全日本少年剣道錬成大会」に特別後援させていただいております。今後も伝統あるこの大会を毎日新聞を代表する事業として積極的に支援して参ります。

晴れの代表になられた少年・少女剣士の皆さんには、日頃の鍛錬の成果を十分に発揮し、厳しい練習に耐え、培ってきた技と心をこの大会において惜しみなく開花させていただきたいと思います。

最後になりましたが本大会の開催にあたりご協力をいただいた関係者各位のご尽力に対し心から厚く御礼申し上げます。

 

 

 

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