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で5年間、同じ大学の友達としか接する機会がなく、将来についての真剣な話よりも部活に一生懸命なことが当たり前だと思っていたのに、他の大学にはこんなにいろいろと将来を考え、キラキラと輝いている人もいるんだなぁと思いました。すごくいい意味で刺激となり今までの自分そしてこれからの自分をみつめるいいきっかけとなりました。初日に大谷先生が「このプロジェクトの一番の目的は“よき友をつくること”」であるとおっしゃていました。初日は、10日間しかないのに友達できるのかなぁと小学生のように心配していた私ですが、帰る時には別れるのが不自然と感じるほどみんなが大好きになっていました。

このフェローシップでは、WHOやJICA、そしてDOHへ行ってえらい人のお話を聞くことがメインでしたが、それだけでなく実際の医療の様子や人々の暮らしそして衛生状態などもみることができればもっといろいろと考えられるきっかけとなったと思います。最後になりましたが、私のこれからの目標は“自分の目を外にむけること”です。いろんなことを経験し、吸収して大きな人間になりたいと思います。またプライマリーケアの大切さを常に頭に入れ、残りの病院実習をやっていきたいと思います。

 

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