F. 超音波所見とγ-GTP値

表13に各村落の超音波所見別のγ-GTP値を示した。日本住血吸虫症の低罹患率村落でもγ-GTP値が上昇している症例も多く、本酵素は飲酒量との相関もあるのでそれに関するデータが今回はないので今後更に検討する必要があると思われる。

　

　

G. 超音波所見とコリンエステラーゼ(Ch-E)値

表14は各超音波所見別のコリンエステラーゼ値を示したものであるが、本酵素値が高値の場合の臨床的意義は少なく、低値の時には肝臓実質の障害や全身の栄養不良が疑われる。程度の差はあるが各村落において低値を示す例が見られる。

　

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