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の評価をしろと言っている。理化学研究所の評価をしろと言って実行しています。もう随分になる。外部評価、外国人を呼んで評価をしてもらう。こういうことを科学技術や教育については大いにやるようになってきた。国としてもやれやれというのに、国自体が何をしているんだ、国自体が何で自分たちの開発に関してピシッと事前評価と事後評価をしないのかということが私の不満であり、このことについては強く行政改革で主張したわけであります。

最後、科学技術の研究を、いずれにしても健全に推進していかなければ、日本は21世紀に持たないであろうということを申し上げて、1分超過したかな、ご無礼いたしました。1分超過、2分? 超過したようでありますが、私のお話といたします。どうもご清聴、ありがとうございました。(拍手)

 

司会 有馬朗人先生、どうもありがとうございました。私たちの21世紀の子供たちにどのような環境の質を伝えるかという貴重なご指摘をいただいたと思います。特に事実をきちんと把握すること、それから因果関係を理解すること、さらに疑わしいものについてはきちんとその疑わしいことを認識するという非常に重要なご指摘をいただいたと思います。まことにすばらしいご講義を大学生のようなつもりで聞かせていただきまして、ありがとうございました。どうぞもう一度拍手をお願いいたします。(拍手)どうもありがとうございました。

 

 

 

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