(5)　具体的な財政試算

ア　広域自治体の設定

物流センサスを基に物流がある程度自己完結している地域を求め、これを1単位としたところ、ほぼ現在の中央官庁の地方支分部局の管轄と同等程度のものとなった。ただし、福島県は関東ブロックに繰り入れ、長野県は2分割する。基本的には陸上交通、産業・農業政策、狭域自治体支援機能、広域警察機能などはこの分割で十分である。ただ、海上交通・漁業などの海域産業、治山治水などでは適切なブロックの形成が必要となる。

前ページ　　　目次へ　　　次ページ