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[17] 工場など

(ア) 主旨

地場産業の発展、地域振興といえば、雇用促進のために企業誘致のための用地が必要となろう。廃校を工場として使用したいという発想があってもおかしくない。公害のない、地域になじむ工場施設であるべきである。

(イ) 構想案

廃校がまとまった貴重な公共用地であり、海に隣接し環境が良いところでもあり、強く公共性が求められる。廃校の文部省補助金の未償還期間は、地場産業の活性化になるようなファクトリー・パークのように工場に付属した施設、体験工場のような社会教育として位置づけられそうな施設であることが求められる。

(ウ) 留意点

・廃校での営利事業を主目的とした工場は難しい。廃校の転用事例としてあるものは、補助金の償還期間が過ぎたものといえる。

・計画性に則った負の発想でない施設の設置であるべきである。

 

 

 

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