(ウ) 留意点
a 専門性の特化
自然体験学習に対する専門性を発揮する体制にすれば、より教育的ニーズに応えられる。
b 他自治体との連携と貸借について
他の自治体との連携による自然体験学習の場は、多くの事例がある。成功しているといわれる群馬県川場村の場合は村の努力というより、東京都世田谷区のいくつかの候補地調査を経ての連携である。借り手市場ともいえる状況にあるが、情報収集の仕組みとネットワークづくり、連携、交流の視点で事業性を持たせ、主体的に整備する過程で連携先を自主的に選定することが求められる。
c 国の補助事業
時代の要請を受け各省庁による各種補助事業がある。その一部を以下にあげる。