[15] 農山漁村留学センター
(ア) 主旨
地縁コミュニティからネットワークコミュニティに変わる時代の流れがある。自然体験学習のニーズについても、学技教育の中での合宿訓練や修学旅行や学校間交流、社会教育の中の「青少年自然の家」などといったさまざまな形態で、応えていこうとする動きがある。そうしたなか、学校教育の枠とは別の価値をもった教育ネットワークの形成が考えられる。また、地区の子どもたちにとっての刺激にもなる。
(イ) 構想案
教育の場として、農山漁村の価値を活かした長期留学の拠点となる「農山漁村留学センター」を構想する。町の子どもの数を多くすることによって、学ぶ場の活性化を図る。
(ウ) 留意点
・全寮型、里親型があるが、その併用もある。里親型の場合は養育費の補助が必要になる。
・都会側でも、今では生徒数が少なくなって学級減になる学校が出てきている。
・行政、NPO、営利企業の協力による新しいルールづくりが求められる。