・芸術監督制度(県内の町村では初めての試み)
・平成4年度から芸術監督の指導のもと、毎年以下のような住民参加によるオペラや音楽会に取り組んでいる。
平成4年度 オペラ「魔笛」(参加者100人名)
平成5年度 ベートーベン「第九」(参加者110名)
平成6年度 オペラ「カルメン」(参加者70名)
平成7年度 モーツァルト「レクイエム」(参加者70名)
【自主文化事業運営委員会制度】
平成7年度から住民自らがコンサートや演劇など文化事業を企画・運営する制度を整備した。この委員会(委員10人で構成)制度は、これまで舞台上で演じることが中心だった住民参加を「企画・運営」にまで押し進めようとするもので、住民が自分の意志で参加するという文化活動本来の形をとっている。
【薪能実行委員会】
平成5年3月には、「薪能実行委員会」が結成され、町の財政援助に頼ることなく、企画から運営まですべて町民自らの手づくりによる「花まつり・明野薪能」公演が行われている。これは、日本の伝統的な古典芸能に直接触れる体験をもとに、ひとりひとりが豊かな地域づくりに参画し、文化、芸術、社会事業への関心を一層高めていくことを目的にしている。
実行委員会が制作した手づくりの能舞台の貸与・設営の協力等を契機として県北地方広域市町村圏等との地域間交流も広がりつつある。
魅力的な地域情報の発信
□バーチャル東海道五十三次・箱根宿編バーチャルモール〈仮想商店街〉
(神奈川県・かながわマルチメディア産業推進協議会)
【組織概要】
「かながわマルチメディア産業推進協議会(略称:KM協)」
県知事が会長を務め、大手メーカー、地元中小企業、学生等会員150余名で構成される、マルチメディアの普及啓発を目的とする組織。
「バーチャル東海道五十三次ワークショップ」
KM協での新しい試みである「バーチャル東海道五十三次」を構築するための作業部会として平成9年に設立。
(設立コンセプト)
○東海道五十三次という誰でも分かるテーマを扱うことで身近で分かりやすいマルチメディアの切り口を提示。
○宿場、マルチメディアという2つの新しい切り口でまちおこしを試みる。
○ベテランと学生の融合的視野で、これまでにないユーザーサイドに立ったソフトづくりを試みる。
(メンバー)