ウ Iターンの阻害要因
「Iターンしたいが現実には難しい」と回答した人に、その理由をたずねたところ、やはり「新しい職が見つけにくい」、「給与水準が大幅に下がる」が1位、2位という、Uターンのときと似たような比率となった。
(3) Uターン、Iターン場所に求められる条件
リクルートが平成9年にUターン、Iターン希望者(Uターン、Iターン雑誌購読者及びUターン・Iターンフェア来場者)を対象に調査した「Uターン、Iターン希望者が考える町えらびの優先条件」によると、自然環境・自然資源に関する条件をまず重視しており、自然志向であることがうかがえる。またそれと同時に、ある程度の生活の利便性も同時に求められている。また、子育て・各人の趣味への適性など各人のライフスタイル、ライフステージに沿った条件が出されている。