イ 漁業の状況
漁獲量、漁獲高は、ともに昭和57年(1982年)以降ほぼ一貫して減少傾向にある。ベニズワイガニ、ズワイガニ、スルメイカ、カレイ、ハタハタなどが漁獲の中心品目で、また、松葉ガニの水揚げは日本有数であるなど、カニの水揚げの多さは、観光とのタイアップにより「カニすきの町」としてのイメージをつくっている。
しかしながら、漁業をとりまく環境は厳しく、資源枯渇に加え、ハイテク機器への投資が必要であることや、少ない休暇などによって後継者は確保しにくい状況にあり、漁業従事者の主力は40〜50歳代となっている。