◇ 土産物などの開発
● アンケート結果にも示されたように、本地域を訪れた人々の土産物に対する要求は高く、例えばカブトムシのデザインのTシャツや七宝焼のグッズ、木工品などの土産物の開発を図る。
《風景とレクリエーション活動の事例》
◇ 静岡県森町
森町体験の里「アクティ森」
町の観光拠点としての位置づけをするとともに、余暇活動、生涯学習の施設としての利用を柱としている。陶芸(森山焼)・草木染・和紙(吉川和紙)・遠州鬼瓦の体験工房がそれぞれ設けられ、一度に多くの人が体験できるようになっている。また「食体験ハウス」として、地域ならではの食材を使い、自然の中で気軽に手作りの食を楽しむレストランも整備している。
利用者は県内、近隣市町村が多い。
◇ 神奈川県藤野町
ふるさと芸術村メッセージ事業
藤野町の豊かな自然を舞台に、「野焼き陶芸&パフォーマンス」、(材木を組んで燃やした巨大な火で陶器を焼く)、「野外環境彫刻展」(野外の自然環境を素材とした造形作品)、「在住芸術家作品展」(町内在住芸術家の創作活動紹介)、「ふるさと名人展」(古くから培われてきた伝統工芸品や生活実用品、郷土料理など、地域の名人の作品を展示)、「巨大チューブトンネル」(藤野町の自然に直接触れるシンボルとして相模湖上に渡したチューブのトンネル)などの芸術・文化イベントを展開。
◇ 兵庫県八千代町
エアレーベン八千代「生き生き体験殿堂」
「見る」「作る」「食べる」喜びを味わえる施設として、八千代町の300年の歴史と伝統を誇る高野豆腐の製造技術を活かした一夜凍り豆腐をメインに、数々の豆腐類や味噌などの製造と「手づくり体験」、作りたての豆腐にこだわった豆腐会席や一品料理を提供している。