□ 民技文化体験型レクリエーション活動
粟野春慶塗や雛人形など、全国的に高い水準にある地域の伝統的な技術はレクリエーション活動の中で直接体験修得することは困難であるが、関連する身近な技術や技術に関わる工具製作体験など応用できる要素も多い。
◇ 民技文化体験拠点の確立
● 地域に残る身近な工芸や民技に関わる工具類の作成体験、地域内で既に一定の利用者を集めているカヌーや釣りなどアウトドアレクリエーションに関する道具などの製作体験について新たなレクリエーション活動分野として着目し、その活動、体験の拠点の確立を図る。
◇ 技術指導者の確保
● 県内の退職者や高齢者のボランティアによる技術提供により、広範な分野での創作活動メニューを確保し、人々の余暇活動の拠点とする。
□ 食文化体験
現在、本地域を代表するような食の分野での素材や料理は少なく、新しい観点からの創出とその提供を積極的に進めていく。
◇ 伝統食再現、体験
● 伝統食を掘り起こし、再現することによって地域独自の食の文化の確立を図るとともに、農家民泊と合わせた作成過程の体験や、提供などについても取り組んでいく。
◇ 新しい食材、加工品の提供
● 有機農業や新しい果樹の導入などを背景とした新しい食材の開発や加工技術の研究により、多彩な食材、食事の提供の実現化を図る。
● 健康をキーワードとして、低カロリーや有機農法による食材の開発や提供する場を創出する。