【“技”のレクリエーション活動のための主要な施策・事業】
□ 陶芸ネットワークを背景としたレクリエーション活動
陶芸は、本地域に根づきつつある新しい文化でありまた新しい産業としても期待されるものである。
レクリエーション活動においても、陶芸家や技術の蓄積は地域の新しい資源として期待される。
◇ 陶芸体験
● 既に一部の陶芸家が取り組んでいる陶芸教室やレクリエーション活動の一貫としてのイベント的な教室を、本地域の静かで豊かな自然環境の中での体験教室の程のひとつとして育てる。
● 一部の陶芸家が進めているような一過性でなく本格的な技術取得も可能な陶芸プログラムの提供も図っていく。
◇ 広域ネットワークにおける陶芸活動
● 本地域は笠間、益子という著名な陶器の産地に近接し、現在地域内に住む陶芸家もそのネットワークの中で育った人材が多い。今後も、そのようなネットワークを背景とした新たな陶芸家の受け入れと同時に、レクリエーション活動の面では、笠間、益子からの本地域への回遊、連携による広域的なネットワーク形成を図る。
● 新たな陶芸家などの定着が促進されるよう支援体制を研究していく。
● グリーンツーリズムのルート表示板に、陶芸や木工による現代版道祖神などを用いるなど、陶芸と自然と農村を結びつけた景観づくりをする。
● 公的なギャラリーと私的な工房、売店を結びつけたプチ美術館を整備するなど、陶芸家などと協力したグリーンツーリズム拠点整備を行う。