エーション拠点としての整備を検討する。
□ 美しい農村風景の中の水辺空間のレクリエーション活用
那珂川、皇都川、藤井川をはじめとする一般の河川以外でも、身近な水路やせせらぎ、ため池、沼、湧水などの様々な水辺空間についてもレクリエーション資源としての利用を図っていく。
◇ 水辺の楽校の配置
● 七会村において既に事業が着手されているが、身近に数多く存在する水辺の新しい観点からのレクリエーション活用手法として、地域内の河川について積極的な取り組みを検討する。
※ 水辺の楽校は、建設省の河川整備事業として平成8年度からはじまったもので、身近な存在である河川空間を自然体験、社会体験の場として再認識し、主として地域の児童、生徒を対象とした新しい環境教育の場として整備活用していこうとするものである。事業では、河川の多自然的環境特性に配慮しながら親水性の高い護岸や河川へのアクセススポットを整備するとともに、自然や文化に親しむレクリエーション機能にも着目し、キャンプ場や水辺の拠点整備なども対象となっている。
◇ せせらぎ、水路の利用
● 地域内に残されている、これまであまり人目に触れずに存在してきたせせらぎや水路のいくつかは、現在でもホタルをはじめとして多くの昆虫や植物が棲み、本地域の自然環境の特徴のひとつとなっている。これらの資源は自然探勝型のレクリエーション資源としても重要であり、ホタルのせせらぎや水辺の小径などのような形で保全、整備を行いレクリエーション活用を図る。