3.城北地域に関する上位・関連計画の動向
本調査研究に関係する上位・関連計画は、茨城県長期総合計画、茨城県観光振興基本計画、水戸地方広域市町村圏計画をはじめとして種々のものがある。ここではそれらの計画から本地域に関係する内容を整理する。
(1) 上位・関連計画
ア 茨城県長期総合計画
□ 策定年、目標年度
平成7年10月策定、目標は概ね四半世紀後(2020年頃)
□ 策定主体 茨城県
□ 基本理念
愛されるいばらきの創造 -新しいゆたかさ かがやく未来-
□ 当計画における本調査対象地域の位置づけ
城北ゾーン……観光農業や、丘陵部におけるレクリエーションの振興などを図るゾーン
那珂川上流郡などの清流や緑豊かな丘陵地といった優れた自然環境の保全と活用を図り、観光農業やアウトドアライフ、グリーンツーリズムなど、さまざまな余暇を楽しめるレクリエーションゾーンの形成に努めるとされている。
イ 茨城県観光振興基本計画
□ 策定年、目標年度
平成7年4月策定
目標年度平成17年(観光入り込み客数の目標値は3,600万人)
□ 策定主体 茨城県
□ 基本理念
首都圏における「漫遊空間いばらき」
□ 当計画における本調査対象地域の位置づけ
豊かな自然と温泉や地域産業との連携を図った森林レクリエーション地としての整備、水戸藩との深い関連を背景にもつ歴史。文化観光地域としての整備、隣県との連携を深めた観光地としての整備を進めるとされている。