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V

榛名神社は雨乞いの神様として信仰があり、観光資源の一つとして「榛名山信仰」が存在していることには問題はない。

M

かなりよくまとまって来ていると思う。実際、地域の温度差の問題の難しさは感じている。P5-3の「新しい時代のパラダイム」については説明を加えた方がいいのでは。

C

東北の釜石線の沿線では地方鉄道を生かしたルーラルツーリズムとして連携を考えている。ここでも農山村があれば、漁村もあるところで地域の温度差があって鉄道を介した連携の難しさが現れているようだ。今日の日本社会は不透明であり、金融機関の倒産や地方分権、財源などさまざまな問題を抱えている。後で何かしようとしても手遅れになっていることがある。20年後とか先のことを見据えながら考えていかなければならない。森林組合などが合併したからといってよくなっているわけではない。合併を前提に考えるのではなく連携・共同といったことが大切。P6-18以降にあるバスの共同運行や新駅の活用、情報発信など、みんなで考えればやっていけるプロジェクトだと思う。

L

P5-1の戦国時代の記述を正確なものに訂正していただきたい。P5-7のキーワードについて、「景」は「WAVE(波)」とするのもいい。P5-3の「榛名好」の「好」はこれでもいいと思うが強要的な感じもある。もしほかにいい表現があればそれも含めて検討していただきたい。

P

連携方策として観光・交流といった側面が強くでているが、伊香保町としてはよいのだが、他の市町村は観光業だけで成り立っているわけではないので、それぞれの地域の基幹産業の方策についてふれなくてもよいのか。

W

現時点では入れていないが、盛り込む必要があれば検討していきたい。

C

生活環境はもちろん大切で、先の高山町の例にもあるように「住んでよし、来てよし」でなければならないが、今回の報告書はどちらかというと外向きの提案になる。

P

最初は全体的に検討するという方向だったと思うが、実際は観光面が強くでている。

I

私も「観光物産という立場としてはありがたい話だが」ということは前回にも発言したと思うが、やはり「人が住み続ける、人にやさしい」といったことが当然出てこなければ難しい。

N

先の「開発」の話になるが、私どもとしては「開発」に近い「創造」と捉えていた。吾妻町は道路の整備に伴い時間的な距離は縮まりつつある。そういう面では観光面でのつながりも大きい。

H

定住人口を増やすには企業誘致が最も早い方法だと思うが、中山間地域でも立地の可能性を調査しているところだ。吾妻町の話はよく理解できる。

A-3用紙のチャートが2枚あるが、これにコンセプト(目的)→施策→事業(短期→中期→長期)といったかたちにしたチャートをもう一枚A-3で作っていただきたい。事業については地域振興という点では最低10年単位の展開が必要かと思う。これからますます厳しくなる。今のうちに出きることは考えておいた方がいい。「榛名好」についてはもうひとひねりほしいところだ。

L

本調査でそこまでやる必要があるのか、あるいはできるのかどうか。考え方として道すじを示したほうがいいのでは。

C

これから市町村の倒産という事態が出てくるようになる。そもそも何故違いがでるのか。それは将来に対する認識の違いだ。

R

連携組織の設置に関する具体的な指針は出ていないのか。

C

最終的にはこの場ではなくて各市町村の首長が決める。この報告書では協議会組織の事例を載せる程度にとどめておきたい。

J

どういう連携ができるか、ある程度整理されたと思う。また、地域の温度差を認めつつも、今後新たな地域づくりに向け連携していくことについてはほぼ参加自治体の了解が生まれたと思う。

C

消化不良な部分もあるが、全体としてこれで委員会に報告させていただく。

 

 

 

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