J
公共交通を整備、維持するには利用すること、そして関心を持つことが重要。地域の魅力を高め、人を集客しなければならない、バス会社の幹部が集まって研究会を開催し、公共交通の役割を考える中でこれ以上路線を減らさないという会社もでてきている。
M
渋川市自体はICやJRなど公共交通の面では恵まれているが、伊香保温泉への入り口というだけでなく、これからは定住することをメインに、既存の交通アクセスを生かし、自立したまちづくりをすすめたいと考えている。市内には民間の美術館等文化施設が多く立地しており、ファミリーパークなどの建設も進めている。さらに自立したまちづくりから周辺地域との連携を進めていきたい。
R
広域連携に関して、拠点施設のネットワークに加えて防災体制でのネットワーク化も必要。また緑のマスタープランとの協調も図って環境保全についても検討すべき。
O
村のほとんどの部分は森林、これの活用を検討することが重要。北面にもはちまき道路が整備されればいいが難しい。森林のほとんどは人工林で針葉樹。
C
森林資源を生かすために、県産材住宅の特別融資制度を設けるなどして、地域材を使った住宅販売を促進するようなしくみが必要。
Q
自分の市町村だけでなく、圏域内の観光地の概要がわかるような体制や資料が必要。観光客から問い合わせが来ても村のこと以外知らないという対応では不親切。
T
バス路線は7路線が4路線に減少している。公共交通の充実は長い日で見れば活性化になる。
C
ヨーロッパのドイツやフランスなどは、街中への車の流入を規制し、路面電車などの公共交通を利用するようにしている。当初商店街などから反対があったが現在ではそういうことはない。
V
町では企業誘致にも取り組んでいる。
後継者不足は農業だけでなく商業でも問題。
某メーカーの「紀州」ブランドで売っている梅酒は実は榛名で生産されているウメを使っている。「榛名」ブランドについてもいろいろ考えては。
第2回 委員会
平成9毎10月17日
K
報告書の文中にある「榛名」ブランドについて。呼びやすいのだが榛名町に限定して捉えられる危倶もある。榛名山麓地域の総称としてふさわしいか、他の呼称も含めて検討すべき課題。
D
昭和57年調査をどう評価しているのか。サミットライン、カントリーライン等ハードとしては完成あるいは完成見込みと思われる。実現できなかったものについては何故できなかったのか、手法、財源、成立条件などから検討し、この評価の上に今後のことを考えていく必要がある。
精神、哲学といった議論が必要。本文第1章の資料によると榛名山信仰は東麓面では薄いのでは。むしろ他の地域の方が信仰が深かったように思われる。困っていることは率直に出し合う。中山間地域としての問題、交通面以外に因っていることはないのか。
自然資源や地形だけでは結びつかない。新しい全総では都市と多自然地域との交流、または都市圏での交流はあるが多自然だけの交流はない、都市と都市の交流といった軸も必要。
交流人口について、その地域が観光として成立するには観光入込や施設利用が1日あたりでその地域の人口の3割以上必要と言われている。七地域においては総人口の2割程度である。
住民の生活基盤をどこに置くか、観光を基本とした農業の振興、グレードの高いベッドタウンとしての整備、マルチメディア、健康飲食、観光ビジネス、赤城よりも水状況がいいのでこれらの産業は考えられる。
A
10市町村内の展開方法を整理しないと混乱する。地域の成立基盤をどう考えるかを組み込んで、検討としてはどうなるか。ベッドタウンの話があったが東京からみて安中榛名に住むのはあまりないと思うが。昭和57年調査への区切りは必要、3章にある57年調査のページは未整理だが確認の必要はある。
H
5・6章に生命を吹き込めるかどうか、そのために時代がどう変わってきたのか、我々はどう変わっていかねばならないのか。新しい共通したコンセプト、トレンド(ステージあるいはパラダイム)上にのっかって。