特に伝統文化の継承者として高齢者がその経験や知恵を活かし、親から子へそして孫へと伝承していく橋渡しをする役目として位置づけ、活躍の場を創出していくことが、高齢者の能力を活かすことであり、地域においても重要な活性化戦略となる。
? U・Iターンの動きがみられる。
全国的な傾向としてU・Iターンの動きが近年顕在化してきている。特に自然派志向、あるいは農業志向の社会的な流れのなかで、その動きは強くなりつつあり、本地域においても既にその傾向がみられ始めている。
特に、各町村において福祉事業に若者が就いている現状があり、今後の担い手として大いに期待される面がある。
また、本調査研究で行った出身者アンケート調査でも「一定の条件が整えばUターンしたい」という結果がでており、今後の受け皿の整備いかんによっては、さらに今の傾向に拍車がかけられることが期待される。
2 問題点
問題点は、次の6点に集約される。