イ 本荘市と大学が一体となったイベントの開催
学生の持つ創造力や活気を活かし、地域にある既存のお祭りへの学生の参加を促すとともに、大学の新設を記念し、大学と地域の共栄を願うイベントを開催する((2)イに先述した商店街イベントとも関係する)。
また、大学の特色を生かしたインターネットでのイベント開催や、地域の特性である水やボートにちなんだイベントなども考えられる。
【具体的取組み例】
・大学新設記念イベント(仮称:本荘キャンパス・カーニバル)の開催
・インターネットを使った環日本海交流会議の開催
・大学対抗レガッタの誘致、開催 など
ウ 大学を核にした情報教育等の推進
本荘由利地域内の小・中学校、あるいは高等学校の教育振興を図るため、大学と連携した教育事業を積極的に推進する。
小・中学生向けには、ロボットやコンピュータなどの先端システムとのふれあいの場となる機会の創出、高校生向けには、高度な学問にふれあい、探求心や向上心を高める機会の創出が考えられる。
【具体的取組み例】
・課外授業での大学研究室の訪問(ロボットやコンピュータの見学)
・高校生の1日体験入学
・大学と小中学校、高等学校を通信で結んだ授業
・小中学校、高等学校教職員向けの研修会 など
(4) 人材定着・定住促進について
学生や教職員の地域内居住や学生の卒業後の地元定着を促すために、学生や教職員の居住ニーズに対応した3つの方策メニューを設定する。
ア 学生及び卒業生の地場企業との交流・就職斡旋
大学卒業生の地元活用(就職)を促すために、学生が在学中から地元企業に親しむことができる交流機会を創出する必要がある。