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2.会の体制の見直し

 日本ウミスズメ類研究会は、青山莞爾(東邦大学理学部教授)を代表とし、5名の幹事が運営にあたっている。しかし、会務が一部の幹事に集中し、会員の増加(現在約140名)に伴い、仕事量の限界に達しつつある。

 会の体制を見直し、分業化を図りたい。

具体案

・名実を伴った会代表の設置と選挙制の導入

代表の選出にあたっては会員による選挙制を導入する。

・組織の見直し

 代表の下に、会の長期的な運営方針を決める「評議員」を数名設置する。評議員は海鳥の保護と研究に幅広い見識を持つ人より構成したい。

いっぽう、会の実際の組織運営にあたる「幹事」を数名設置する。幹事はすべて担当業務を持ち、会の活動に責任を持って従事する。

会計担当…一般会計業務

編集担当…会報の編集(記事は全幹事が責任を負う)、発送

広報担当…ホームページの制作、広報に関わる諸連絡

入退会担当…入退会者の受け付けと会報用のタックシール印刷、データベース管理

 必要に応じ、特別委員会を設置する。たとえば、助成に伴う特別会計の管理や、選挙の実施、出版物の作成など。

 すべての仕事は各幹事が責任を持って分担し、できるかぎり均等に会務を請け負う。また、一部の仕事を除き、特定の幹事が特定の仕事に就かないよう、努力する。

 

・会の運営方針は、代表者と評議員、幹事からなる「運営委員会」が決定する。

・運営委員会は最低年に一回開かれる。

・運営の実務は代表者と幹事からなる「幹事会」が決定し、評議員に報告する。評議員は幹事会の決定に対して果議を唱えることができ、複数の異議があった場合には運営委員会に決定をゆだねる。

・代表者と評議員は、会員の選挙により選ばれる。幹事は代表者と評議員により推薦される。ただし、複数の評議員より異議があった場合には、会員による選挙を行う。

 

3.会報の見直し

 魅力のある印刷物を刊行するためには、幅広い情報源から情報を取り入れる必要がある。また、将来的にはカラー写真を多く取り入れたリーフレットの作成など、「見て楽しい」出版物も発行したい。

具体案

 将来的には全国をつぎのようにブロックに分け、担当者を決める。担当者は毎回必ずなんらかの地域情報を発信する。たとえば、新聞記事や各ブロックの会員の動向など。

北海道、東北、関東・甲信越・東海、近畿・北陸・中国・四国、九州・沖縄、海外

同時に、会員からの幅広い情報を集める。

 

 

 

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