のこと。さっそく環境庁にFAXをいれて、マニュアルのコピー許可をお願いしました。こちらの活動とアメリカの動きについても知らせました。
野生動物救護獣医師協会(zoovet@ask.or.ip)の方にも2通のメールを入れました。
1通目
ZOO VETさん、はじめまして。
鳥類保護連盟の有馬さんよりご紹介いただきました。
私は東邦大学大学院博士課程の学生で、カンムリウミスズメの研究を続けています。
1993年、他の研究者とともに日本ウミスズメ類研究会を作り、ウミスズメ類を中心とした海鳥の研究・保護・普及活動をしています。現在、国内外あわせて120名ほどの会員がいます。
また、Pacific seabird Groupは、環太平洋の海鳥研究者で構成される団体で、1995年に日本の海鳥の保護を目的とした日本海鳥保護委員会を設けました。
実は今、博士論文を書いているところなのですが、今回の油流出事故にいても立ってもいられず、油汚染海鳥被害委員会を、研究会とPSG日本海鳥保護委員会との共同で作りました。
つぎの文章は、関係各機関、ニフティなどに流したものです。
(略、すでに公表したものと同じ)
今回の事故に対し、アメリカの研究者からは、獣医の派遣や被害の推定のための研究者派遣の申し出が来ています。彼らは、アラスカ沖のExxon Valdez号座礁事故や、カリフォルニア沿岸で頻繁に起きる油流出事故などに関わっている方々です。
委員会ではすでに彼らの招聘のための資金のめどをつけていますが、具体的にどこでどのように動くべきか、我々としては判断に迷っています。
Z00 VETさんは、湾岸戦争の際に鳥のrehabilitationに携わった方とお聞きしましたが、被害情報の交換、海鳥のrehabilitaionの件を含め、今後ともよろしくお願いいたします。
我々の得た情報については、随時提供していきます。
いずれも長いメールになることと思いますが、何卒ご容赦下さい。
2通目
この2通のメールは、Pacific Seabird Groupの会員で、前の日本海鳥保護委員会委員長であるHarry Carterさんから送られたものです。carterさんは、カリフォルニアの油流出事故のいくつかにも関わっています。文中のJohnとは、John Piatt博士のことで、Piatt博士はExxon Valdez号の事故の際、被害規模の推定などで中心的に活動された方です。
(略、すでに公表したものと同じ)
OBIC-7(1997年1月9日2時20分発信)
Oiled Bird Information Commiteの皆様
1月8日の動きについてお伝えします。