Subject RE:重油流出事故の件
To:hujita@sannet.or.jp, INET:kojiono@gol.com
Content-Type:text/plainj charset。疂so-2022-jp
小野さん、こんにちは。藤田さん、はじめまして。
小野さん、ファックスをありがとうございました。その件で、お二人に同報メールをいたします。以下の文は私が書いたものではなく、理事の百武(ひゃくたけ・たかし)が書いたものです。
ニフティヘの情報アップは、野生動物救護獣医師協会のZ00 VETさんと連携されたらどうかと思いますが、いかがでしょうか? もし小野さんが面識がないようでしたら、私からご紹介させていただきます。
百武はパソコン通信をやりませんので、直接話をしたいときは、恐れ入りますが電話またはファックスでお願いいたします。なお、私あてにメールを送っていただいて、取り次ぐことには何ら問題はありません。
1996.17
小野 宏治 様
財団法人日本鳥類保護連盟
百 武 充
隠岐の島沖でのタンカー沈没事故に関して有馬あてにご連絡いただきましたが、私からお答えします。
1 海鳥の被害に関しては、7日16時現在まだ何も情報はありません。鳥取県内で、原の汚れた鳥(種類不詳)が飛んでいるのを見たとの報告がある由です。
2 当連盟では、たまたま環境庁からの委託事業でこのようなケースでの野生鳥獣の被害に関する救護マニュアル作成等を、野生動物救護獣医師協会とジョイントで行っているところです。ちょうど原稿(主に海外文献の翻訳でまだ全部はできていない)ができたばかりのところでしたので、環境庁と連絡のうえ、そのコピーを関係県の担当部局に送ったりしているところです。
3 現地での対策は、それぞれの県が対策本部を組織して対処することになりそうです。上記の獣医師会の現地在住のメンバー(大勢ではない)や、野鳥保護の関係者もその傘下で動くことになりそうですが、詳細はまだこちらにきていません。鳥獣の被害報告もきていません。
※今入った情報だと、沈没船の船首部分が福井県の越前松島付近に座礁した由です。付近にはウミネコなどのカモメ類はかなりいるそうですが、海上は波高数メートルの大時化で、防除措置は何もとれなそうとのことです。