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1997年度日本鳥学会大会自由集会

『ナホトカ号重油流出事故と海鳥』

 日本ウミスズメ類研究会では、1997年の日本鳥学会新潟大会において、2つの自由集会を持った。ひとつは、『ナホトカ号重油流出事故と海鳥』(後援は(財)日本財団)で9月19日に開催、もうひとつは『油流出による野生生物への被害防止体制の確立を目指して』((財)日本野鳥の会、(財)世界自然保護基金日本委員会との共催、後援は(財)日本財団)で9月21日に開催した。

 前者の集会は、今回の事故に焦点を絞り、より鳥学的な話題で議論するための集会であった。一方、後者は、今後の体制作りに向けた議論を中心とした。後者については、別途に報告書を作成中であり、ここでは前者の集会についてのみ報告する。

 集会では、三人の演者より話題提供がなされた。まず、油汚染が鳥に与える影響について、北大の綿貫さんが話された。つづいて、各府県の対応と問題点について、石川県より大畑さん、京都府より須川さんが説明された。

 集会の全体的な様子については、北海道在住の高橋さんよりご寄稿いただいた文章を参考にされたい。

 

 

 

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