6)船舶通信システム
船舶の動静をあらゆる角度から把握する目的で、センツウ・ラボとセンツウ・OPERATORの各システムが構築されている。
1.センツウ・ラボ(船舶位置情報通信システム)
船舶位置情報通信システム「RAPPO」は船舶電話回線を利用して、海上にいる船舶の情報を陸上のパソコンに自動伝送する通信システムである。
以下の特徴を有している。 ◎船舶の位置をリアルタイムでパソコンに表示可能 ◎船の動静を把握可能 ◎正確な位置表示が可能 ◎船の動静管理費用を削減可能 ◎管理資料の作成等
◎船舶の位置をリアルタイムでパソコンに表示可能
◎船の動静を把握可能
◎正確な位置表示が可能
◎船の動静管理費用を削減可能
◎管理資料の作成等
2.センツウ・OPERATOR(船舶動静管理システム)
船舶動静管理システムは船舶電話ネットワークを利用して船舶と陸上をオンライン化、情報の一体化を実現したシステムである。以下の特徴を有している。 ◎船舶動静確認作業の軽減 ◎迅速且つ効率的な配船が可能 ◎運航実績報告書、船舶動静表、機関概要日誌等の自動作成等
◎船舶動静確認作業の軽減
◎迅速且つ効率的な配船が可能
◎運航実績報告書、船舶動静表、機関概要日誌等の自動作成等
7)FM
神奈川県水産総合研究所では平成7年3月10日から城ケ島南西沖に浮漁礁を設置し、浮魚漁場の造成が図られているが、これを利用して10分間隔で3m層の水温、流向・流速の他、風向・風速と浮体方位のデータをリアルタイムで伝送するシステムが構築されている(図2.2.21)。
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