実験結果の要約を以下に示す。 ◎インマルサットによる通信速度は平均4,011bpsであった。 ◎陸上のNTT通信回線による通信速度は平均7,252bpsであった。 このようにインマルサット通信は、陸上のNTT通信よりも劣るものの、衛星通信のような無線通信方式ではコンピュター・ネットワークにおいて使用されているモデムの通信速度(1,200〜2,400bps)を考慮すると十分、実用的なシステムであると指摘されている。ただ、本結果は約10年前の実験結果であり、現時点における評価は不明である。
◎インマルサットによる通信速度は平均4,011bpsであった。
◎陸上のNTT通信回線による通信速度は平均7,252bpsであった。
このようにインマルサット通信は、陸上のNTT通信よりも劣るものの、衛星通信のような無線通信方式ではコンピュター・ネットワークにおいて使用されているモデムの通信速度(1,200〜2,400bps)を考慮すると十分、実用的なシステムであると指摘されている。ただ、本結果は約10年前の実験結果であり、現時点における評価は不明である。
a 第II期
NOAAの画像データ及び海洋観測データを用いた伝送実験結果を表2.2.4に示す。同表の6件中、上から2件の実験は画像データ、他の4件は海洋観測のキャラクタデータで、いずれもインマルサット通信により伝送実験を行ったものである。ただ、本実験ではDDCMP(Digital Data Communications Message Protocol)の伝送手順が採用されている。
実験結果の要約を以下に示す。 ◎通信速度は平均1,643bpsであった。 ◎第II期の伝送速度は第?期のそれ(4,000bps)の約40%の効率であった。 このことを踏まえ、ネットワークの伝送手順の改善やインマルサット通信の改善等が指摘されている。
◎通信速度は平均1,643bpsであった。
◎第II期の伝送速度は第?期のそれ(4,000bps)の約40%の効率であった。
このことを踏まえ、ネットワークの伝送手順の改善やインマルサット通信の改善等が指摘されている。
前ページ 目次へ 次ページ