d.非閉鎖線の検査
両端が開放されている線は、モード1と3が該当するがこれをソフトウェア上で区別することは困難である。実在する確立からすればモード1の線は構成するデータ点数が多く、殆どが10点以内である。したがって10点を境界としてこれより少ないモード1の場合及びこれより多いモード3をモード値に疑問ありとしてチェックの対象とする。なお、モード1は、線の進行方向に意味を持つのでプロッター表示では進行方向を表す矢印を付けて目視により確認する。
e.その他のモードエラー
モード値が、1,3,5,11以外の値の場合、これは存在し得ない値であるためエラーとして扱い修正する。
(5)塗りつぶしモードの検査
オリジナルモードと塗りつぶしモードの整合性、1線閉鎖線については始点と終点の一致を、多線閉鎖線については構成する各線がデータファイル上で線の進行方向の順に並びかつ、先順位線の終点位置が次順位線の始点位置と完全に一致しているかどうか及び塗りつぶしモードが適合しているかどうかを検査する。表-8に示す条件以外はエラーとして処理する。