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減及び好影響拡充の環境活用方策を開発する。

 

 

1.3 平成8年度研究成果の要約
本年度の主たる目標は、大型浮体モデルの完成とこれを利用した実海域実証実験及び研究開発の拡大充実であった。研究活動は、前年度の体制を継続して、技術部会の下に6つの分科会を設け、外部から専門技術のアドバイザーの参加を得て精力的に実施した。また、運営費による組合独自の自主研究として、国立研究機関を始め大学、各種団体、専門コンサルタント等との共同研究、委託研究を積極的に進めて、周辺技術研究の強化を図った。洋上接合実証実験は、本年度の研究活動の目玉として公開実験とした。公開日は、天候にも恵まれ、マスコミを含む約550人の関係者が見守る中、実験を無事成功させた。公開集験後の現地への見学者は5,000人を越えており、メガフロートに対する関心の高さを示している。

 

 

1.3.1浮体設計技術の研究
1)津波や海震等による異常外力の算定プログラムを作成した。
2)地震時の係留特性解析ブログラムの改良および最適係留システム設計のための評価プログラムを作成し、試計算を行った。また、緩衝機構について調査し、試計算を実施した。
3)簡易弾性応答解析プログラムの改良、近似3次元およぴ詳細3次元弾性応答解析プログラムの作成を行い、試計算を行うとともに画像表示シミュレータで評価出来るようにした。
4)大規模火災による安全性への影響をシミュレーション計算により調査分析した。
5)外カ算定および弾性応答解析プログラム検証のための水槽実験および風洞実験を実施した。
6)各種解析プログラムおよび浮体設計技術検証のために、部分および大型浮体モデルによる実海域実証実験を実施した。
7)浮体式海上空港を想定した場合の安全基準体系を提案するための諸計算を行った。

 

 

1. 3. 2制作、洋上施工技術の研究
1)実証実験用の大型浮体モデルを完成した。昨年接合した4ユニットに新たに5ユニットを追加接合して大型浮体モデルを完成した。全長、全幅、対角線上の測定値は設計値に比べてそれぞれ+13?o,−12?o,+11?oと精度よく製作出来た。
2)引き寄せ固着工法の改良研究として、ウインチ台船の採用による作業のシステム化集中制御化を計った。
3)GPSによる絶対位置決め技術を確立した。
4)多数のユニットを接合した場合を想定して、誤差が集積した時の現場での形状修正を

 

 

 

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