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Brinkman Index(r=0.25,p<0.003)、収縮期血圧(r=0.44,p<0.0002)、拡張期血圧(r=0.18,p<0.05)、脈圧(r=0.44,p<0.0002)、LDL-C/HDL-C(r=0.17,p<0.05)、といずれも正の相関を認め、一方HDL-C(r=-0.23,p<0.01)とは負の相関を認めた。

表4は頸動脈壁厚を目的変数とし、各種危険因子を説明変数とした重回帰分析の結果である。年齢Brinkman Index、収縮期血圧、HDL-C、糖尿病の存在が有意な寄与因子であった。
動脈硬化性疾患の有無と頸動脈壁厚との関係(表5)では、それを有する群では年齢に差異はないも のの壁厚は有意に大きかった(p<0.006)。

III.考察

超音波断層法は、非侵襲的で操作も簡単であり、表層の大きな血管の評価には解像力の点からも優れている。一方総頸動脈は腹部大動脈や大腿動脈とともにアテローム動脈硬化性の好発部位であり6)、しかも最も表層に位置していることから動脈病変の観察には非常に適している。既に超音波断層法により描出しえた頸動脈病変が、内膜剥離術や剖検より得られた組織標本と一致することが示され7)、さらに心血管系や下肢病変との密接な関連や、冠動脈硬化

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