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モデル事業を行っている。なお、南区では24時間巡回型で実施している)。
当公社は夜間巡回サービスのシステムを総合的に管理しており、サービス時間は午後7時から翌午前9時、現在対象者数50名、排泄介助を中心としたサービスを実施し、サービスを提供している民間会社と連携を図っている。
現在市内3地域で行われている24時間ホームヘルプサービスであるが、平成9年度には全区で実施すべく準備を進めているところである。
(3)その他の事業
?市民福祉介護講習会家庭で高齢者等を介護している人やボランティア活動をしている人、その他広く市民を対象に、介護の知識や技術について講習会を開催している。
?おとしより相談事業高齢者及びその家族等から悩みや心配、老後の生活など高齢者に関する問題の相談について、電話又は面接により相談に応じている。
?情報提供事業介護を必要とする高齢者等が実物を直接見たり手に触れることにより、その利用の可否の判断が行いやすいように福祉機器・介護用品を公社において展示している。また、介護等に関する図書、ビデオテープの貸出、情報誌(Youゆう)の発行等も行っている。
?障害者高齢者住宅改造相談等事業在宅の身体障害看や身体機能の低下した高齢者及びその家族が、住宅をその障害者等に適するように改造する場合に各種相談や情報の提供を行うものであり、また、福岡市が行う障害者高齢者住宅改造助成事業に係る調査及び検査等も併せて行っている。
 
4 在宅ケア・ホットラインの取り組み
(1)設立経緯
本市の「在宅ケア・ホットライン」は、平成3年度に3ヶ所の保健所でモデル的に、平成4年6月までには全市7区の保健所に、保健・医療・福祉の総合相談窓口として設置され、総合相談・調整を行ってきた。
国においては平成元年12月に「高齢者保健福祉推進十か年戦略(ゴールドプ

 

 

 

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