営江波沖住宅を整備したところであり、今後はこれをモデルケースとして、他の地区においても必要に応じて整備を図っていくこととしている。

［市営江波沖高齢者住宅（シルバーハウジング・プロジェクト）の概要］

? 建設の目的

高齢者が自立して安全かつ快適な生活を営むことができるよう、その在宅生活を支援するため、江波沖支市営住宅建替事業に合わせて、シルバーハウジング・プロジェクトをモデル的に実施するべく、住宅施策と福祉施策の密接な連携のもとに、ハード・ソフト両面にわたり、高齢者の生活特性に配慮した世話付き住宅の供給を行う。

? 位置及び建物の概要

ｉ 位置 広島市中区江波西二丁目１４−８（敷地面積４．８１８．８７?）

ｉｉ 建物 鉄骨鉄筋コンクリート造６階建（建築面積２，１６０．８４?、延床面積６．８６６．９５?）

ｉｉｉ 高齢老住宅棟の施設内容

ｉｖ 工期 平成５年１０月〜平成７年３月

? 高齢者住宅の特徴

ｉ各住戸が高齢者仕様（住戸内段差解消、半埋込み浴槽等）

ｉｉ ＬＳＡ（生活援助員）による生活援助サービス（生活上の相談、安否通報機器等による安否の確認、急病など緊急時や要介護時の関係機関等との連絡調整等）

? 入居世帯（者）の対象

公営住宅（第２種住宅）の入居資格に該当し、かつ次の条件のすべてに該当する世帯（者）

ｉ 次の条件のいずれかを満たす世帯（者）

○満６０歳以上の単身者

○一方が満６０歳以上の夫婦のみの世帯

○満６０歳以上の親族のみからなる世帯

ｉｉ 独立して生活するには不安があるが、自炊可能な程度の健康状態の者

ｉｉｉ 住宅困窮度が高く、家族による授助が困難な者

? 入居時期

平成７年４月

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