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総合相談窓口における援助過程
 

 
?相談状況
4区に窓口を設置した平成7年度には、年間で新規相談が1,629件、再来を含めると延べ3,645件の相談があり、在宅サービスや施設入所などの高齢者介護に関する相談が7割余りを占めている。
?窓口設置に伴う効果
ア わかりやすくなった相談窓口
市民にとっても、また民生委員や社会福祉協議会なとの関係者にとっても、相談窓口が一本化されたことで、相談や紹介がしやすくなったと評価されている。
イ 相談者の心理的安心感
専任職員が一体となって対応することにより、相談者に精神的な安心感を与え、また、相談者にとって、保健・福祉サービスの全体像が理解しやすくなった。
ウ 総合的・多面的・重属的な援助
福祉サービスについて相談に来たようなケースでも、保健婦が相談に関わることにより、看護・介護面や医療面も含めた専門職種間の調整ができ、総合的・多面的な援助が可能となった。
エ スムーズな組織的連携
保健婦とケースワーカーとの情報交換が早くなり、日常的な連携もスムーズになった。ま

 

 

 

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