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事業実施主体である「元気アップ神戸」市民運動推進協議会に対し助成を行う。
iii ボランティア活動支援の拡充
企業、NPOも含めた各種団体の行うボランティア活動への支援を拡充し、被災者の自立支援を図る。
iv ふれあいセンター運営支援
ふれあいセンターは、仮設住宅におけるコミュニティ形成の場や、ボランティアの活動拠点等として、「ふれあいセンター推進協議会」(事務局:兵庫県)が設置し、自治会ボランティア団体等で組織する「ふれあいセンター運営協議会」によって管理運営されている。その管理運営費を補助する(平成8年5月1日現在、計148か所/費用負担:阪神・淡路大震災復興基金1/2、兵庫県1/4神戸市1/4)
?生きがい就労・生活支援
仮設住宅に入居する多くの世帯が年金収入等低所得階層が多く、仮設住宅から恒久住宅での生活に不安をいだいていることに対し、自立した生活の再建に生きがいをもって取り組めるよう「くらしの安心」を与える必要がある。このため、恒久住宅入居後における生活再建に向けて、当面の生活支援措置の実施が求められている。
また、被災者が、恒久住宅に転居した後も、地域で生きがいをもって生活の再建に取り組めるよう支援していく必要がある。そのため、シルバー人材センターの拡充や、地域で生きがいづくり活動を展開しているボランティアグループヘの助成が必要である。
i 被災高齢者世帯等生活再建支援金(基金事業)の支給
経済的基盤の弱い高齢者等を中心として、恒久住宅移行後の生活再建に不安を抱く被災者が多いという実情を踏まえ、仮設住宅等から恒久住宅への円滑な移行に資するとともに、被災高齢者世帯や要援護者の居る世帯が恒久住宅への移行後において、生きがいをもって自立した生活を再建することができるよう、その自立再建を支援するための支援金を一定期間支給する。また、必要な基金の増額を図る。
ii シルバー人材センターの拡充
被災地高齢者の就業ニーズに対応し、高齢者の生きがいづくりを支援するとともに、被災した家族や地域社会に活力を生み出し、コミュ

 

 

 

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