米国:23論文、22人
日本:15論文、15人
スエーデン:19論文、19人
南アフリカ:9論文、38人
となっている。
(2)基調講演
シンポジウムは4月14日の歓迎レセプションに始まり、15日より南アフリカ、米国、ブラジル・スエーデン代表による基調講演に引き続き、セッション別に各論文のプレゼンテーションが17日まで行なわれた。
基調講演では・スエーデン産業技術局(The Swedish National Boad for
Technical and lndustrial Development:WUTEK)のラルス・バランダー氏から輸送技術のためのバイオ燃料について次の内容の講演があった。
「地球温暖化抑制・石地依存性の低減のため、バイオ燃料をヨーロッパ共同市場において2005年には5%、長期的には15%を市場に導入する目的で、作業部会を設置し・短期・中期・長期に分けて実施計画をたて、最優先項目とその他の項目にわけて導入戦略を検討し、決定した。作業部会の課題としては、1)バイオマス原料の生産・利用、2)輸送機関用バイオ燃料3)バイオ燃料の市場への導入である。
導入戦略として、短期的には欧州・北米での一般へのフォーラム実施や啓蒙、バイオ燃料に関する世界の技術情報の収集並びに研究・分析・調査の国際協力による技術開発を行なう。中期ではセルロース原料の生産、パイロットプラントでのメタノール。工タノールヘの転換コスト、エネルギーや地球温暖化への影響の提示、フリートテストでの性能評価・バイオ燃料の安定供給および産業界、政府、大学への車両開発の要講を行なう。また欧州にクリーンシティ網をつくる。
長期では欧州・北米での商業規模のプラントの建設を行なう。
(3)講演全体を通しての概要
提出された論文は以下の各セッションに別れて講演が行なわれた。
・エンジン研究開発(Engine Reseachand Development)
・アルコール燃料の製造(Production of Alcohol Fuel)
・アルコール燃料の実行(Implementatin of Alcohol Fuel)
・フリートテスト(Experience with Fleet Program)