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・エンジンの性能評価のためのコード作りに内容が傾斜している。

・イタリアとフランス(議長自身)が積極的であり、どちらかがOAになりとりあえず2ヶ国で始めることになる可能性がある。それ以外に本アネックスに興味を有しているところは見当たらない。

・日本は、NEDO及びLEVOともに現時点ではあまり関心がないことを表明した。

3)ハイブリッド自動車議長 Dr.Raffaele Vellone(ENEAイタリア)

・他の二つに比べて会議の参加者が増加。広く興味を持たれている。

・実際のハードウェアの開発につながるサブタスクは削除され、情報交換、市場普及の分析等をまず優先的に実施するべきとのコンセンサスが得られた。

・産業界からは、プログラムの内容が良ければ参加したいというコメントが多く、現時点で明確な意志表示をしたところはなかった。

・専門家会議の提案としては以下の四つのサブタスクが合意された。

サブタスク1:道路車両用ハイブリッドシステムに関する情報交換

サブタスク2:道路車両用ハイブリッドシステムの環境、エネルギーに与える影響のアセスメント

サブタスク3:将来のハイブリッド車の市場導入のための分析

サブタスク4:将来のハイブリッド車のテスト方法の開発

(オ)新協定に関する会合 議長Dr.Raffaele Vellone(ENEAイタリア)

・自動車代替燃料などの既存の実施協定の関係者から、アンブレラとなる包括的な新協定の締結について強い懸念が示された。

・その理由としては、既存の実施協定が新協定のアネックスヘとレベルが下がることにより、最高意志決定機関の執行委員会(Executive Committee)とアネックスのOAとの権限のシェアリングが容易でないこと、会議の数が増え、小国の関係者が物理的に出席できなくなること、執行委員会への参加者が増えまた扱うテーマが多岐に渡るため執行委員会が機能しなくなることなどがあげられた。

・他方、各アネックスの下に置かれる複数のサブタスクに選択的に参加することは可能であるとの回答が事務局よりあったが、出席者よりサブタスク

 

 

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