の実施協定の執行委員会は、基本的には道路車両分野の研究開発を統合することの必要性を認識しながらも、事務局が提案している六つの協定を一つにまとめたいわゆる“スーパー実施協定”は、内容が多岐にわたり執行委員会がうまく機能しない可能性が大きいこと、逆に会合の数が増えマンパワーが限られている国では、会議出席などの対応がつかなくなるなどの懸念が示された。
このような状況の中で、1996年9月9目週に既存の実施協定メンバーおよびそれまでの専門家会合参加者含め、第3回の会合がパリIEA本部にて開催された。
本会合には、運輸省サイドとして、運輸低公害車普及機構より常務理事・笠松一郎、調査研究部次長・高田寛が出席した。以下に、議事録を示す。
「ハイブリッド自動車、先進エンジン、軽量材料分野における道路車両技術の政府・産業界国際協力を検討するための第3回専門家会合」議事録
(ア)日時
平成8年9月9日(月)〜13日(金)
・軽量材料 9月9日〜10日午前
・先進エンジン技術 9月10日午後〜11日
・ハイブリッド自動車 9月12日〜13日午前
・新協定に関する会合 9月13日午後
(イ)場所
0ECD/IEA本部
(ウ)参加者
1)参加国
・軽量材料 オランダ、イタリア、オーストラリア、カナダ、ノルウェー、日本
・先進エンジン オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、フランス、イタリア、目本、ノルウェー、アメリカ
・ハイブリッド車 オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、フィンランド、フランス、ドイツ、イタリア、日本、オランダ、ノルウェー、スペイン、スウェーデン、スイス、英国、アメリカ