1. 産業界からの代表は将来にむけての道路輸送システムのあるべき姿を提案するため、そして長期にわたる技術課題を摘出するため政府代表といっしょに仕事をする準備ができている。
2. 輸送に関する既存IEA実施協定の参加者はエネルギーセキュリティー、環境保護、経済成長というIEAの目標を理解した。そして、先進自動車に関する実施協定を作ることを受け入れている。新実施協定は新しい活動を行っていくとともに、従来の活動を含め組織される。
3. これらの会議で得られたリコメントに関し、短期間にIEA参加国政府の政策的承認まで行う。これは重要な政策的ステップである。これはエネルギー最終用途技術ワーキングパーティー(EUWP:次回1996年4月23−24日)、それからエネルギー研究開発委員会(CERT:1996年6月)そして最終的にはIEA理事会において承認を得るための提案を意味している。
4. ハイブリッドと材料の専門家はプログラムの情報交換あるいはエネルギー、環境に関するインパクトのアセスメントを扱うアネックスが早急に必要であることをリコメンドした。共通技術開発、評価及びテスト方法、市場展開に関する三つのアネックスがETOのMs.Mathisから提案されました。それらは、概要紹介のみでしたが、最初の二つのアネックスからいくつかの結果が得られた時点でさらに明確になるとのこと。
5. エンジン専門家はモデリングに重きを置いた共同作業の骨格を組織した。このため彼らは既存のエンジン技術(ディーゼル、2ストローク、リーンバーンなど)にリンクせず、先進エンジンに対しても制限されないよう望んでいる。彼らはこの協力活動において、従来エンジンのモデリングデータを用い将来のエンジンプロセスを検討することを強く推奨している。
6. ETOはIEA委員会で承認されれば、その推奨に基づきすぐに道路巾両技術に関する新しいIEA政府産業界実施協定の準備に入る。その後、法務局で、法的な検討が行われまとめられる。
しかしながら、一方では自動車用代替燃料、電気自動車技術を中心とした既存