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用高温材料は、運輸に関するIEA技術活動の統合の過程において第3のテーマとして必要になると位置付けられると考えられます。IEA法律参事官の Mr.Craig Bambergerが出席していましたが、この会議では法律に関する大きな疑問や特別な問題はありませんでした。

 1996年3月19日の専門家会合オープニングセッションで参加者を迎え、IEAエネルギー技術R&Dオフィスの理事 Mr.Hans Jorgen Koch は道路輸送分野における政府と産業界の協力関係をより促進させるためのIEAの立場を説明しました。フランスの環境エネルギーマネジメント局理事Mr.Alain Morcheoineは概括して三つのトピックスとしてエンジン、軽量材料、ハイブリッドを置きました。

 これらの専門家会合は13のIEA参加国及び韓国から60人前後参加して行われました。参加者には道路輸送関係組織18の代表を含んでいました、たとえば、日本のJARI(Mr.Iwai)、米国自動車工業会(Mr.Gerald Stofflet)、自動車R&Dヨーロッパ会議(Mr.L.Keith France)が含まれています。パリの米国大使館科学技術参事官(Dr.S.Bosken)は”新世代自動車のための米国のパートナーシップ(PNGV)”の紹介がありました。またヨーロッパのプログラムである“自動車の明日(Car of Tomorrow)”の紹介もありました。

 二回にわたる本会議に加え、二日間のパラレルセッションが前述の三つの分野(先進ハイブリッド自動車、自動車用軽量材料、自動車用先進エンジンについて行われました。全て2010年以降の展望を前提に議論されました。20人がハイブリッドのセッション(議長:ドイツ・フォルクスワーゲン取締役Dr.Rolf Bucheim)に、14人がエンジシセッション(議長:フランス・Ecole Nationale du Petrole取締役Prof.PierreEyzat)に、6人が軽量材料セッション(議長:米国DOEのDr.Sydney Diamond)に参加しました。技術オフィス(ET0)はそれぞれ三つのパラレルセッションに参加しました。

 最終のセッションにおいて三人の議長はそれぞれのワーキンググルーブで得られた主な結果を報告しました。IEAのエネルギー技術政策局長Mr.Kemeth Friedmanが事務局Ms.Jane Noppeとともに閉会の辞を述べ終了しました。

 この作業日程で得られたまとめは以下の通りである。

 

 

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