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7土地利用の状況

本町は、大崎上島という地形的に限定された環境の中にある。大崎上島は、瀬戸内島しょ部の共通的な特徴である平坦部の少ない急峻な勾配の多い地形条件を有している。本町の土地利用をみると、45.6%が森林となっており、そのほとんどは勾配のきつい傾斜地である。次いで利用面積の多いのは畑地の25.0%であるが、畑地も限られた平坦地の中に狭小に分布するほか、傾斜地を活用した段々畑状のものが多く、近年、耕作放棄によって農用地が減少している。また、宅地として利用されているのは全町域の3.7%に過ぎない。

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