一方、「町づくりに関する高校生の意識調査(平成8年10月実施)」*(以下「高校生意識調査結果」という)では、定住意向を示した学生は、61人中2人の3.3%に留り、わからないと回答した人が12人の19.7%であった。また、島に残りたいが出ざるえない時が来ると回答した人が5人の8.2%であった。
島を出て行く時期は、高校を卒業して進学・就職と回答した生徒が半数近くの29人の47.6%である。
次に島での魅力的な職場ついては、ない、少ないと回答した生徒が半数以上の54.1%であり、逆にあると回答した生徒は、4人の6.6%であった。
人口流出を抑制し、島の活性化を図るためには、高校生などを含めて魅力ある職場の開発が必要である。
*本調査の概要は、次のとおり。
?対象者 平成8年10月現在、東野町に居住している高校生93人(ただし、国立広島商船高等学校の寮生を除く。)
?配布回収方法 郵送配布留置、訪間回収による
?回収票数及び回収率61票(回収率65.6%