移転したい理由の第1は、「保健・医療などが不安」(42.7%)で、他の理由を抜きんでた回答率となっている。次いで「買い物・娯楽の不便さ」22.1%、「島の外の子供との同居」11.5%、「通勤・通学が不便」10.7%などが高い割合を示している。
年齢別では、各階層とも「保健・医療」が筆頭であるが、第2位以下は、20歳及び30歳代では「買い物・娯楽の不便」や、「子供の教育問題」、40歳代では「通勤・通学」、「住宅問題(住む家)」、50歳代では「近所つきあい」、「職業」、60歳代では「子供との同居」を第2、第3の理由として挙げている。
定住意識の低い矢弓地区では、「保健・医療などの不安」33.3%、「買い物の不便さ」、「職業」が20.0%、脇之浦地区では「親戚や親しい人がいない」33.3%、「近所つき合いが難しい」、「地域に馴染まない」16.7%、などを移転の理由としている。