アーユルヴェーダを活かした薬草油などでエステティックを楽しむ施設。
・「アーユルエステ」とは、アーユルヴェーダを利用したエステティック(美学、転じて医学的理論に立って心身を根本から美しくすること)という意味で、インド式エステの意味といってもよい。
・「アーユルヴェーダ」とは、インド3,500〜4,000年の歴史をもつ世界最古の伝統医学である。この言葉は、サンスクリット語で、アーユス(生命)とヴェーダ(科学)からきており、「生命の科学」の意味をもつといわれる。
・アーユルヴェーダを導入したエステティックの一つとして、オイルマッサージによる皮膚の美化などがよく知られているが、これはバンチャカルマ(パンチャは5、カルマは行為の意味)といわれる浄化療法を応用したものといわれる。パンチャカルマは、前処理、中心処理、予後処理のシステムとなっているが、前処理である「消化(剤)法」、「油剤法」、「発汗法」がエステティックでトリートメントとして取り入れられている。良く知られているものに胡麻油のエステティックがある。
参考:「アーユルヴェーダできれいにやせる!」たかの友梨、上馬場和夫著、光文社