佐賀市の北部及び西部地域は、都市基盤の整備が進むとともに人口の定着化が進み、時代への対応が図られているが、東部及び南部地域においては、発展の速度が相対的に遅れ、均衡ある発展を進める上で都市機能の強化が、緊急性の高い課題となりつつある。
南部地域は、佐賀空港の着手、佐賀大学の機能拡張、佐賀城周辺整備などが進展しており、こうした条件を活用しながら小・中学校跡地(約3.6ha)を開発種地として南部地域の発展を図ることを目的としている。
導入機能としては、南部地域を東西に貫く環状道路をサウス・コリドールと位置づけ、その沿線に下記の機能を配置している。
・空港関連従業者施設・空港業務関連サービス機能
・先端産業研究・開発機能(ベンチャー団地)
・旅客輸送・ターミナル機能
・臨空型流通加工機能
・買物・娯楽需要への対応機能
・歴史・文化・観光拠点機能・社会教育機能
・技術開発・研修・国際交流機能