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イ 九州北部学術研究都市整備構想佐賀地域整備計画

 

本調査は、佐賀県、福岡県にまたがる九州北部の既存の都市機能を生かしながら新たに必要となる学術研究機能の整備、環境整備などの充実を図ることにより、佐賀地域、鳥栖久留米地域、北九州地域、宗像地域、飯塚地域、福岡地域、筑紫地域の7つを中心としたネットワーク型学術研究都市整備を図るため、佐賀地域の拠点地域としてのあり方を明らかにすることを目的として行われたものである。
九州北部学術研究都市は、アジア、九州の新しい発展に寄与することも目的とし、各拠点地域の連携と競争のもとに、地域の文化・科学技術インフラ整備によって、知的で豊かな地域社会の形成を図り、九州の発展に貢献することが求められている。
この九州北部学術研究都市整備構想の佐賀市での拠点となる鍋島地区では、メディカルサイエンス・アンド・インダストリーゾーン(150ha)としての整備と併せて「環境共生住宅市街地のモデル」としての構想が提案されている。
*なお、本調査以降、九州北部学術研究都市整備構想を具体化するため、調査、シンポジュームなどが行われているが、現段階ではまだ具体的な事業化に至っていない。

 

 

 

 

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