(2)佐賀地区新広域市町村圏計画による佐賀市の位置づけ
(計画期間:平成3年度〜12年度)
ア 佐賀地区広域市町村圏の区域
広域市町村圏は、佐賀市を中心とした16市町村でその面積は、749.21Km2(平成6年1月1日現在)で佐賀県で最大の区域である。
イ 圏域の将来像
広域圏の将来像は、「歴史が生きる多角的中核都市圏」とし、具体的には、次の側面を有するものであるとしている。
・多様な産業が伸びる活力集積都市圏
・歴史や自然と共生する快適生活空間都市圏
・西九州交流拠点都市圏及びアジアを合む「西方圏」交流、「ライス・ロード」交流を主体とした国際的な交流機能を備えた地方中核都市圏
・いきいきとした文化・情報を創造・発信する文化創造都市圏
・優しさを共有し、協働する福祉・健康都市圏
ウ 計画フレーム
エ 佐賀市の役割と主要計画
全県を対象とした中核都市機能、西九州への起点都市、本圏域の成長を牽引する都市としての役割が期待されている。期待される役割を達成するため、次の事業が構想されている。
・中心市街地開発整備
・大和紡績跡地利用開発
・久保泉工業団地開発
・佐賀城周辺地域整備事業
・水と緑のネットワーク構想の事業化
・九州北部研究学園都市構想の推進
・コンベンションシティの形成
・商業・サービス業の高次化
・生涯学習体制の整備
・図書館・科学館の建設