(3)佐賀地方拠点都市地域整備基本構想(平成5年3月策定)
ア 地方拠点都市地域整備基本構想での圏域の将来像と導入機能
整備基本構想区域は、広域市町村圏区域と同じ2市12町2村の16団体を対象とし、その将来像を、「人の豊かな創造力が理想的な生活都市を創り出す」としている。
将来像を達成するため、次のような機能の展開を必要としている。
・学の機能----地域の自然・歴史資源を活用した先進的研究開発
・職の機能----高付加価値型、知識集約型、福祉還元型、環境保全型産業育成
・住の機能----福祉住宅、田園住宅、生涯学習機能の整った永住型生活空間
・遊の機能----自然・歴史的資源を活用した広域的文化・観光交流
・基盤整備----高速交通体系、高度通信ネットワーク
イ 都市機能強化のための事業の提案
将来都市像を達成するうえで、今後10年程度をめどとして事業化の可能性の高いものとして、下記に示す事業が挙げられている。
この内、拠点地区は、地方拠点法に基づき指定可能な事業であり、準拠点地区は、地域づくりのために必要な事業であり、構成自治体が共同で行うべき事業と位置づけられるものである。
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