存している。特に近代美術館や個人コレクション、文学館など個性豊かな施設が多いため、各館の連携を強めることで新たな交流軸を形成し、ルート沿線地域の活性化に役立てようとするものである。
〔トイレ・環境美化の迎携〕
もともと「道の駅」はトイレの必要性が直接的な動機でつくられたものであるが、その維持管理が問題となる。そこで、ルート全体のトイレネットワークのあり方を検討するとともに、メインテナンスにおける連携システムの構築を目指し・トイレだけに限らず、地域の環境保全や環境美化のために道路及びまちのゴミの散乱対策、廃棄物リサイクルシステムなどが重要な課題となっている。
〔情報の連携〕
これらの連携方策を実行していくには、情報の共有が重要であり、ルート全体での情報の交換、情報共有のための仕組みづくりを検討することとしている。初期においては、ルート上でのミニコミ誌、本屋、出版関連者が連携したブックフェアなどのイベントの開催をし、情報連携の核づくりを進めていく。