(2)展開が期待される共同事業
先の課題を踏まえ、「交流基盤の整備」、「特産振興」、「観光・交流振興」の面から次の共同事業を推進することが緊要である。
ア玄海諸島交流基理の整備(ア)玄海七口交流企画会議・レインボーアイランダー(仮称)の設置
「東松浦七島交流企画会議・レインボーアイランダー(仮称)」は7島及び関係自治体、連携を必要とする東松浦半島、県などの関係者(公共、民間)を軸に組織化を行い、交流先などとの連携も含め、自由度の高い企画運営体制を確立し、産業活性化に関する広域的人・物・情報の企画・調整及び推進の“触媒的な役割”を中心に据える。
○交流企画会議内への玄海諸島若者・女性会議の設置
○各種産業おこし交流・研究会の開催高島の炭焼き技術、加唐島のアワビの養殖ノウハウ、馬渡島の特産開発など各島の資源、技術・ノウハウ、人材、複合商品企画情報などの相補・相乗的な授受をはじめ本土側企業や研究機関の活用、全国レベル、国際レベルを視野に入れた産業開発の各種交流・研究会の開催。
○玄海諸島共同コンセプトの設定例えば、玄海・レインボーアイランドといったコンセプトを設定。“玄海・レインボーアイランド”は、玄海7島の7をレインボー(虹)になぞらえ、7島全体と島の個性の統合イメージを表わす。また、玄海諸島はじめ本土、全国、世界へと虹の架け橋を整備し、交流時代に不可欠な“多元的な交流ソフトインフラ(比倫的に、架橋、ネットワークなど)の整備と文化の愛発信を象徴している。
○玄海諸島・レインボーアイランダー通信(仮称)の発刊
○さがの島々を支援してくれる100人委員会(仮称)の設置玄海諸島の活性化にエールを送ってくれる人々に協力を仰ぎ、アンケート調査や玄海諸島周辺でのイベントなどに参加してもらう。
○島おこし交流シンポジウムなどの開催企画
(イ)玄海諸口間航路の整備
○行政連絡船・レインボー・アイランダー“玄海青潮(あをしお)”の導入トカラ列島・十島村などに事例あり。
○玄海貨物フェリーネットワークの推進
○呼子〜小川島〜加唐島〜呼子の相互乗り入れ航路の開発