最近のオペレーターの用船二ーズについてみると、「内航輸送においても小口多品種化、多頻度化が進展し、雑貨輸送の専用船需要が多くなっている」、「海上輸送だけでなく海陸一貫輸送に対応したRORO船等需要が増加している」等が多くなっており、内航RORO船、及び内航コンテナ船等による雑貨輸送が二ーズとして高まっている。
「その他」としては、「荷物が減っている中で、オペレーター二ーズに対し打つ手がない」、「輸送の合理化効率化」、「低コスト船の活用」等となっている。
これらオペレーター二ーズヘの対策については、「運航の効率化」、「省エネ船、近代化船の導入」を上位にあげており、二ーズに対応するにしてもコストセーブになる方向での対策が検討されている。
「その他」としては、「用船隻数の減少」、「他分野に事業拡大中である」、「大型化・専用化」といった意見があるなかで、「内航船舶は今このような質問をうける時期ではなく、存亡をかけた時期である」というかなり厳しいご意見もあった。