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  3−3九州・山口地域における物流拠点の整備状況

  (l)海上輸送ネットワーク

 海上輸送ネットワークのノードである港湾の整備状況をみると、九州・山口地域内には、特定重要港湾2港、重要港湾28港が立地している。特定重要港湾のなかでも関門港(北九州港、下関港)、博多港は、九州・山口地域内のみならず、わが国における中枢的な港湾として機能している。さらに近年、アジア諸国とわが国との貿易量が拡大の一途を辿なかで、アジア諸国との繋がりが深い上記2港の地位はいっそう高まりつつある。一方、重要港湾は、島しょを除いて各県に2〜4港あり、各地域の工業。商業活動と強く結びついている。九州・山口地域内における主な港湾の施設をみると、専用埠頭の多い北九州港のバース数が突出して多いが、各県の港湾においても港湾施設整備は着実に進められている。

 

 

 

 

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